『アサツユ』第172号(2005年11月10日発行)



 【告知】 東電交渉: 11月25日(金)午前10時 
              福島第一原発サービスホール
 【告知】 動かしてはならない! 六ヶ所プルトニウム生産工場
     11.19 日比谷野外音楽堂へ!
     止めよう再処理2005共同行動
 【告知】 チェルノブイリ20周年救援カレンダー 
      「チェルノブイリ20年の刻印」
 【主張】 東電はプルサーマル計画とMOX燃料の廃棄へ
     老朽化福島原発の徹底した情報公開を行え!
 【報告】 劣悪な被曝労働の実態、東電は企業責任を果たせ!
     10月東電交渉報告
 【エッセイ】 ほんとの気持
       専門校時代(10) ※
 【エッセイ】 くぬぎ平たより
       第60回 姑勤め ※

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動かしてはならない! 六ヶ所プルトニウム生産工場
     11.19 日比谷野外音楽堂へ!
     止めよう再処理2005共同行動


 ■ 国会・経産省前座り込み等行動
     11月15日(火)~18日(金)12時~17時
 ■ 国際交流集会
     11月18日(金)18:30~21:00 東京・お茶の水 総評会館2F
 ■ 全国集会デモ
     11月19日(土)13:00~16:00 東京・日比谷 野外音楽堂


チェルノブイリ20周年救援カレンダー 
「チェルノブイリ20年の刻印」


 広河隆一さんの2006年版カレンダーができました。 1部1500円で
す。 収益は薬代や保養費に当てられます。 脱原発福島ネットワーク
で取り寄せますので、11月末までにお申し込みください。


東電はプルサーマル計画とMOX燃料の廃棄へ
老朽化福島原発の徹底した情報公開を行え!


 東京電力の不正事件発覚後、福島県は 「プルサーマル計画は、その前提と
なる条件が消滅しており、白紙撤回されたものと認識する」 と知事の見解を示
し、福島県議会も 「プルサーマル計画を実施する前提条件が消滅したいま、
本県においてはプルサーマル計画は実施しないこと」 と全会一致で意見書を
採択しています。

 また、6年前に福島原発に搬入された第一原発3号機用MOX燃料は、品質
保証上重大な疑惑燃料です。 製造確認試験では、MOX粉末ではなくウラン
粉末を用い、あまりにずさんで、安全性を軽視したものです。 東京電力は、福
島県はじめ県議会、県民の声をよそに、疑惑燃料を6年間も保管し続けていま
す。
 
 福島県の事前了解の白紙撤回を無視できない以上、東電はプルトニウムの
利用計画を国に提出しないと、福島県と県民に確約すべきです。 そして、第一
原発3号機用MOX燃料は、品質保証上重大な疑惑燃料で、使用に耐えられる
ものではなく廃棄すべきです。


劣悪な被曝労働の実態、東電は企業責任を果たせ!
10月東電交渉報告


 10月24日、東京電力との交渉が行われました。 今回の交渉に当たり、私た
ちが以前に提出しておいた質問は6点ありました。 回答内容は、今回も無内容
かつ慇懃無礼であり、かつ文書提出をしないため、彼らの口述を当方が書き写
し、その後質疑が行われました。

 なお、私たちが前回の交渉時に申し入れを行った 「プルサーマル計画中止及
び疑惑MOX燃料廃棄の申し入れ」 に対し、東京電力はコメントしない、としまし
た。 了解できないため再回答を求めました。 以下は、その他の項目に関する
質疑の要約です。 (S)

Q 24時間作業が連続するため、二直勤務が連続している。 作業員は疲労困
 憊し作業の精度にも影響が発生し、生理学上も問題がある。
A 工事請負会社と事前調整している。 疲労困憊の状況は無い。

Q 85年以降コスト削減のため、メンテナンスがプラントメーカーから自社下請け
 企業へ移行し、技術的蓄積不足の弊害が随所に現れ、現場に重大事故惹起の
 不安がある。
A 福島第一に福島原子力人材開発センターを設置した。

Q 作業密度が過密であり、技術の伝承が困難になっている。
A 前項に同じ。

Q 定期検査機関の平準化により、雇用環境が悪化している。
A 環境整備工事を実施。 協力企業からの工事実施提案の促進を図り、雇用に
 配慮している。

Q 刺青をしたヤクザなど社会的に指弾を受ける人間が横行している。
A 工事請負契約は工事の作業内容に関する規定。 刺青は身体上の事柄。 
 人権上問題になり、契約内容からも不可能。 工事仕様説明の段階で、工事に
 関する留意事項と安全措置を説明し、実作業員の有資格届けを受けている。
 工事単位で、作業班長が作業に関する不適切事象発生の未然防止 および作
 業効率の確保に努めている。 福島第一原発では、反社会的勢力への対応の
 ため、昨年12月6日富岡警察署次長を招き、協力企業を対象に講話会を実施
 した。

Q 社会保険未加入で仕事をさせられている労働者がいる。
A 難しい問題。 社内で協議中。

Q 公益企業としての社会的責任を認識していない。 労働者の公的保険制度
 遵守義務がある。
A 指導はするが元請の責任。 社内で検討している。

Q 富岡労働基準監督署による労働安全規則違反被疑事件も同じで、全てを工
 事請負契約の問題にすり替えている。 電力に管理責任が存在する。
A 事故があれば報告するように指導はしている。

Q 高所作業(地上7メートル)の落下防止策(落下防止ネット等)点検したのか。
A 指導はしている。
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