【終了】福島第一原発の3号機の破損制御棒の未回収金属片の全量回収を求める東京電力申し入れ

                                2006年4月24日
                                脱原発福島ネットワーク

福島第一原発の3号機の破損制御棒の未回収金属片の全量回収を
求める東京電力申し入れ(お知らせ)


 原子炉の心臓部で核燃料の反応をコントロールし、ブレーキの役目を果たす
重要機材である制御棒の破損問題は、本年1月9日、福島第一原発6号機に
おいて、ハフニウム板型制御棒9本の金属製カバー(シース)等から40本以上
のひび割れが見つかり公になりました。



 昨年12月21日に行われた制御棒の挿入試験で、1つの制御棒について、挿
入する途中にひっかかって止まり、圧力を上げて挿入したが、その制御棒のシ
ースには10センチ大の三角形の欠落部があり、欠落した金属片は隣の制御棒
の下部で発見したと説明されています。

 これは、制御棒シースのひび割れ破損により、制御棒の挿入能力を阻害する
事態で、安全側に立てば由々しき事態であると考えます。

 福島第一原発3号機では、3月3日に5本の制御棒にひび割れが見つかり、さ
らに破損と7センチ大の欠落部が発見されました。 3号機の場合、破損がいつ
発生したのかもわからず、東電は破損金属片を全量回収したと発表しましたが、
3月20日になって調査に誤りがあり未回収片があるとして調査していました。
東電によれば、シース部の欠損部の未回収部分は2個で、原子炉上部やシュ
ラウド外周部、気水分離器等貯蔵プールなどや欠損部分が発見された制御棒
案内管内部の調査を行ったものの未回収部分が発見できないため、未回収部
分が原子炉内に残っている、としました。

 しかし4月14日になって「未回収部分については、今後の定期検査等における
設備点検の中で確認」として、未回収部分を残したまま運転を再開することを示
唆しました。

 未回収部分を残したまま運転を再開すれば、金属片が燃料棒を傷つけたり、
制御棒駆動機構に入り込んだりする可能性が否定できず、原子炉の安全上重
大な問題です。

 1989年の第二原発3号機の再循環ポンプ破損事故時の未回収金属片100
%回収という東電の約束はどうなったのか。 県民の安全・安心確保のため、下
記の通り求めます。

                         記

  4月27日(木)午前10時より 福島第一原発サービスホール

  内容 1) 福島第一原発3号機の破損制御棒の未回収金属片の
       全量回収を求める要請書の提出
      2) 再循環系配管ひび割れ見逃し問題 並びに ハフニウム
       制御棒破損問題 及び 耐震設計に関する東京電力の回答


                                              以上
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by nonukusfukushima | 2006-09-28 22:04 | 過去の文書