公開質問状
9月3日(金)の「沈黙のアピール」は、
9:30~11:00 の間、
福島県庁西庁舎玄関前 で行います。
本日は、再度公開質問状を提出します。
さて、8月31日に、公開質問状に対する文書回答が原子力安全対
策課からありました。
その内容を、以下に転記させていただきます。
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平成22年8月30日
「沈黙のアピール」他21団体 様
福島県生活環境部原子力安全対策課
プルサーマル受け入れ表明に関する質問について(回答)
2010年8月16日付けで照会のあったこのことについては、下
記のとおりです。
記
プルサーマル計画については、エネルギー政策検討会や福島県原子
力発電所安全確保技術連絡会を公開で開催し、会議資料等はホーム
ページ上に掲載するとともに、県民の方々から多数寄せられたご意
見を受け止めながら、県民に開かれた議論を行なってきたところで
あります。
県としては、今後も、県民の方々からのご意見を受け止め、様々な
機会をとらえ、情報提供に努め、丁寧な説明を行なってまいります。
今回のプルサーマル受入に係る事前了解の手続きについては、安全
協定上の問題はないと考えております。
使用済MOX燃料の処分の方法につきましては、事業者が、国内又
は海外において再処理を行うとして、国から原子炉等規制法に基づ
く許可を受けたものであります。また、使用済MOX燃料について
は、核燃料サイクルを推進する国の責任において、確実に県外に搬
出されるべきものと考えております。
使用済MOX燃料の安全な管理については、国、事業者の責任にお
いて、共用プールも含めた使用済燃料貯蔵プール設備を適切に管理
するよう求めるとともに、原子力発電所の周辺環境に影響を及ぼす
ことのないよう、県としても、環境放射能測定基本計画に基づき監
視を行うなど、しっかりと対応してまいります。
東京電力においては、プルサーマルの実施の有無にかかわらず、発
生した事故・故障等について徹底した原因究明を行い、再発防止対
策を講じていくことが必要であり、信頼回復に向けた取り組みを一
つ一つ積み重ねていくことが重要であると考えております。
県としては、国、事業者の取り組みについて、厳しい目線で確認す
るなど、今後とも、県民の安全・安心の確保を最優先に対応してま
いります。
(原子力安全対策課 024-521-7255)
by nonukusfukushima
| 2010-09-03 08:14
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