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【要請日決まる】 期限切れMOX燃料の装荷を認めない!福島県への要請


期限切れMOX燃料の装荷を認めない!福島県への要請 の日程が決まりました。
ご参加をお待ちしております。

● 日時:4月14日(水)午前10時30分より 
● 場所:福島県庁
● 対応者:生活環境部
● 集合:午前10時 福島県庁西庁舎2階県民ロビー




●要望要旨

1、福島県は、運転34年を迎える老朽炉・福島第一原発3号機に
おいて、装荷遅れ11年となり安全審査の想定を超えた期限切れ
MOX燃料を装荷しないよう国と事業者に求めること。

2、福島県は、搬入後10年以上貯蔵しているベルゴニュークリア
社製MOX燃料の安全性について、その製造過程と品質保証、
装荷時における同位体組成・放射能総量・放射線の線量当量・
核特性の変化・高濃度ウラン燃料との炉心構成・原子炉のふるまい
と安全裕度、装荷遅れ11年による影響評価等の情報公開を国と
事業者に求め、原資料を検証して安全性を確認すること。

3、福島県は、福島第一原発3号機の耐震安全性について、
2006年の福島第一原発3号機高経年化対策報告書の耐震安全性
評価が旧指針による評価であることから、国・事業者に対して、
新指針に対応した福島第1原発3号機の耐震安全性評価の実施を
求め、新潟県中越沖地震及び駿河湾の地震等最新の知見に基づき、
専門家の意見を聴きながら、その耐震安全性評価結果を検証する
こと。また、原子力安全・保安院、原子力安全委員会が福島第一
原発3号機での地盤、基準地震動の評価を行わない限り、
プルサーマル受け入れの技術的要件を満たさないとの立場を堅持
すること。

4、福島県は、福島第一原発3号機の老朽化対策について、装荷
遅れ11年による影響評価および1998年のプルサーマル許可以降
の高燃焼度ウラン燃料の導入、健全性評価の導入、制御棒の材質
変更、連続運転期間の延長の動向など原子炉の運転条件の変化を
踏まえた安全審査のやり直しを国と事業者に求め、原資料を検証
して安全性を確認すること。

5、福島県は、福島県エネルギー政策検討会「中間とりまとめ」に
おける問題点と提言のうち、安全規制機関としての原子力・安全
保安院の推進機関である経済産業省からの分離ばかりでなく、
立地地域住民への配慮、国民的議論の必要性、政策決定への国民
参加などの提言の実現とともに、MOX燃料を含む使用済み核燃料
の早期搬出を、国と事業者に強く求めること。

6、福島県は、福島県エネルギー政策検討会「中間とりまとめ」
に関するこれまでの検証結果とプルサーマル受け入れ3条件に
ついて、県民に説明し、県民の声を聞く機会を設けること。
by nonukusfukushima | 2010-04-09 09:22 | 参加の呼びかけ